2010年代– category –
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障害者差別と命の平等――「やまゆり園事件」から考える“生きるに値しない命”という思想と日本社会の分断
2016年7月、神奈川県相模原市の知的障害者施設「津久井やまゆり園」で、戦後日本最悪の大量殺傷事件が発生しました。元職員・植松聖による19人殺害、26人重軽傷というこの事件は、「障害者はいなくなればいい」という優生思想を動機に、日本社会に命の平等... -
「もうおねがいゆるして」――目黒女児虐待事件と結愛ちゃんのSOS
2018年3月、東京都目黒区で5歳の船戸結愛ちゃんが養父と実母からの壮絶な虐待の末に命を落とした『目黒女児虐待事件』。結愛ちゃんがノートに残した「もうおねがいゆるして ゆるしてください おねがいします」という幼い叫びは、日本中に深い衝撃と悲しみ... -
「家族不適応殺」新幹線を襲った“無敵の人”――東海道新幹線車内殺傷事件と小島一朗の生い立ち
深夜の東海道新幹線で、誰もが想像しなかった惨劇が起きました。2018年6月、走行中の「のぞみ265号」車内で発生した無差別殺傷事件は、日常の安全が一瞬で崩れ去る現実を私たちに突きつけました。加害者・小島一朗の生い立ちや動機、そして事件が社会に与...
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